四国八十八ケ所巡拝用、上防水のさんや袋です。 襠にネットが付き、とても重宝します。
このさんや袋(上)は、納経帳、経本、念珠、ローソク、線香など
巡拝に必要な品をまとめて収納することができます。
防水のきいたナイロン製で大きめの上防水さんやなので突然の雨でも大丈夫!!
調整金具付きの肩掛け紐がついているためご自分に合う長さに調節が可能です。
奥行きにもゆとりがあり、ビニールポケット・ファスナー付きの小物入れが内側に付いています。
納経帳やローソク、お線香、納札、御影、お遍路には持ち運ぶものがたくさんあります。
山谷袋とも呼ばれるこの袋はお遍路さんの正装の品です。
このさんや袋には、「同行二人(どうぎょうににん)」と書かれており、
これは、その昔、弘法大師が「悩めるもの、苦しむものが最後のひとりになるまで救い尽くすであろう」
という言葉から、巡礼の旅路ではたとえひとりであっても常に弘法大師とともに歩み、
弘法大師といっしょであるということを意味しているそうです。
【山谷袋(さんや袋)】
さんや袋、別名を頭陀袋(ずたぶくろ)とも言います。納経帳が入るサイズになっており、
財布やタオル、お賽銭、経本、ローソク・念珠、お線香など、旅に必要な小物を入れる袋です。
片腕を通して肩から斜めにかけるのが正式といわれています。
便利な物であれば、何でも構わないようなものですが、
やはり気分の問題もあるので、「同行二人」と書かれたお遍路用のさんや袋がほしいところです。
「さんや袋」は必ずしも必要ないように思われますが、歩き遍路にはとても役立つものです。
出し入れの多いものはリュックに入れてしまうと不便ですが、「さんや袋」だと便利ですね。
【頭陀(ずだ)とは】
サンスクリット語の「ドゥータ」を音写したもので、ふるい落とすという意味です。
仏教には、煩悩をふるい落とすための実践方法として「十二頭陀行」という修行があります。
その十二の修行の中でも、最も代表的な修行が托鉢して歩く乞食行です。
後に、この乞食行を指して「頭陀」というようになったのです。
この乞食行(頭陀行)の時、布施された物を入れるための袋を首にぶら下げました。
これが「頭陀袋」です。 頭陀行の時に使う袋だからです。
■サイズ横幅約27㎝、高さ約20㎝、奥行き約10㎝
重さ370g
■素材高級ビニール製
■カラー白(ホワイト)
■付属品肩掛け紐
約1m30㎝